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コア・ピラミッド ブログトップ

第25回  「コア・ピラミッド その6」 [コア・ピラミッド]

私は、ジャン・ピエール・ウーダンの指摘した

「大ピラミッドの切れ込み」

からコア・ピラミッドの存在を推測しました。


pyramid_0297et1.jpg

http://whitemary.web.fc2.com/egypt/homepage-egypt/giza.html


大ピラミッドの北東角、地上約84メートルのところに、

遠目にもわかる切れ込みがあります。

ウーダンは、これをブロックの転換場所だと指摘していますが、

私は信じていません。



しかし、彼と共著のあるボブ・ブライアーは、

この場所を実際に調べています。



この場所は、奥にかなりの広さの空間が存在しているそうです。

もちろん、謎の部屋、なんていうものではありません。

ウーダンは、これこそ内部通路の痕跡だと信じているようですが、

私は、こう考えました。




その空間は、

砂や小さながれきを詰めた部分

だと。



つまり、大ピラミッドの外側に近い部分には、


比較的、密度の薄い部分があるのです。




そのことが、


密度の濃い部分、コア・ピラミッドを予感させたのです。



次回は、かなり大きなテーマ、


「傾斜路」


を扱いたいと考えています。



傾斜路についての仮説は、


かなり面白いものになりました。





古代エジプト人の発想には、

驚くばかりです。

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第24回  「コア・ピラミッド その5」 [コア・ピラミッド]

※G1aとG3aの画像に混同がありましたので訂正しました(6月29日)


クフ王の大ピラミッドには、3つの衛星ピラミッドが付属しています。

さらに小型の衛星ピラミッドも東南角で発見されましたが、底部の遺構だけなので、

G1a, G1b 、G1c と呼ばれる3つの小型ピラミッドを見てみます。

位置は、以下でご確認ください。

greatpyramidinside.jpg

http://pharaoh.heavengames.com/egypt/history/pyramids/greatpyramid.shtml



これら3つの衛星ピラミッドのうち、

G1a は真正ピラミッド、

G1b と G1c は階段ピラミッド、

と分類されることがあります。


GreatP2.jpg

http://guardians.net/egypt/pyramids/GreatPyramid.htm



図ではわかりにくいと思いますが、

たしかにG1bとG1c には、明らかな階段ピラミッドの特徴がみてとれます。




しかしながら、G1aもまた、階段ピラミッドの特徴が見てとれるのです。


G1aは以下↓

http://www.flickr.com/photos/flaneur/2038648515/





画像は、Flickr というサイトに鮮明なものがあります。

http://www.flickr.com/


”satellite pyramid" というキーワードで検索してみてください。



クフ王のピラミッドと同様、

メンカウラー王の第三ピラミッドにも、

3つの衛星ピラミッドがあります。

G3a,G3b,G3cです。

やはり、そのうちG3bとG3cは階段ピラミッドの外観ですが、

残るひとつG3aは、真正ピラミッドの外観です。



G3aは以下。

http://www.flickr.com/photos/manna4u/5226053122/in/photostream/


↑ 角の底部に、礎石のような平たく大き目の石が見てとれます。


http://www.flickr.com/photos/manna4u/5225457663/


↑ クローズアップ。


G3aの中をよく見ると、

奥の「礎石のような石」の上の石積みは、「礎石のような石」の上に、





垂直に



積み重ねられています。




G1系、G3系ともに、

3つの衛星ピラミッドの外観が、


すべて真正ピラミッドだったのか、

階段ピラミッドと真正ピラミッドの混成だったのかは

わかりませんが、私は、




「G1a,G3aの中に階段状のコア・ピラミッドがあった」



と考えています。





800px-All_Gizah_Pyramids.jpg

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%A4%A7%E3%83%94%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89



メンカウラー王の衛星ピラミッド3つを並べて見ると、

2つは階段ピラミッドの特徴が明らかで、

1つは真正ピラミッドのように見えますが、

真正ピラミッドには、隣の階段ピラミッドの段と同じ高さに、

水平の縞が見えます。





ほかにも、メイドゥムの「崩れピラミッド」や、



第五王朝の「サフラー王のピラミッド」など、



崩壊によってコア・ピラミッドが垣間見える例がいくつかあります。





コア・ピラミッドの存在自体は、かねてより知られていましたが、


コア・ピラミッドは構造上の必要からだけでなく、


ブロックを引き上げる目的でテラスを利用するために


存在していたと私は考えます。



ピラミッドの工法は、時代によって異なりますが、


2トンを超えるような大きなブロックを引き上げる技術としては、


コア・ピラミッドのテラスを利用した


ブロック引き上げが、


主要な技術であったと考えます。

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第23回 「コア・ピラミッド その4」 [コア・ピラミッド]

コア・ピラミッドを構成する

大きなブロックの集まりが存在すると仮定し、

それを「ラージ・ブロック」と呼ぶことにします。


ラージ・ブロックの大きさは、

水平方向の辺が40キュービット、

高さが50キュービットだった、

と私は考えました。


では、ラージブロックは、

なぜ立方体でなく、

縦長の直方体なのでしょうか。




私が考えるその答えは、

「コア・ピラミッドの段数を減らしたかったから」

です。


ラージ・ブロックが立方体だと、

高さは40キュービットとなり、

280キュービットの高さの大ピラミッドでは、

コア・ピラミッドは、6段になってしまいます。



コア・ピラミッドの格段の外側の棚の上を

「テラス」

と呼ぶことにします。

テラスに人が大勢並んでロープを引くというのが、

私の考えるブロック引き上げ法です。

そのテラス、

ラージ・ブロックの高さを50キュービットにすることで、

5段にすることができるのです。



ブロックを引き上げは、

一気にではなく、

各テラス毎に引き上げられていきます。

したがって、最上段までブロックを運ぶ際は、

6段であれば6回引き上げなくてはなりませんが、

5段なら1回少なく上げることができるのです。



次回は、いろいろなコア・ピラミッドの痕跡を

見ていきたいと思います。



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第22回 「コア・ピラミッド その3」 [コア・ピラミッド]

10ミリ方眼のノートを使っていた私は、

そのおかげで「11の不思議」を解くことができました。


しかし、




「だからこそ見えなくなっていた」





のです。




ピラミッドの底辺の長さは、古代エジプトの単位に直すと440キュービット。

40キュービットが11個分です。


高さは280キュービット。

40キュービットが7個分です。





私は、完全に思い込んでいました。

コア・ピラミッドは、各辺40キュービットの立方体だと。





だから、なかなか断面図を再現できなかったのです。




私が自分の間違いに気付いたきっかけ、それは、


「メンカウラー王のピラミッドの断面図」

でした。





すでに述べたように、メンカウラー王のピラミッドは、

北面の一部が破壊され、

内部のコア・ピラミッドの一部が露出しています。

その部分を見て、気付いたのです。


pira7b.gif

↑ 右の二段目に注目





大ピラミッドのコア・ピラミッドは、

立方体で構成されていたのではなく、





「直方体」



によって構成されていたのです。


コア・ピラミッドは、水平方向は40キュービット単位で分けられていましたが、

高さは,







50キュービット単位




で分けられていました。





私は、勘違いをしていました。


大ピラミッドは底辺と高さが11対7の比率だから、

比率1に相当する40キュービットが共通の単位だと。






違ったのです。


水平方向は確かに40で刻まれましたが、高さは50でした。


コア・ピラミッドは、

底辺40キュービット×9、

高さ50キュービット×5のサイズだったのです。


コア・ピラミッド.jpg

↑ 実際のノートより

内部にこのサイズのコア・ピラミッドを入れ込んだ場合に、

底辺×高さの比が11対7になったのです。




ピラミッドのサイズは、内部のコア・ピラミッドのサイズに左右されていた


のです。


では、なぜ横は40キュービットで縦は50キュービットだったのでしょう?






ヒントは、


「ワイズマン仮説」

です。





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第21回 「コア・ピラミッド その2」 [コア・ピラミッド]

その頃、私は毎晩寝付かれずにいました。

心配ごとがいっぱいで、考えなくてよいことを、

何度も何度もグルグルと考え続けていました。



だから、私は戯れにピラミッドの謎に手を出したのです。

謎など永遠に解けるはずなどない、と思っていました。

ただ、眠りにつくまでのひとときを埋めてくれるものが欲しかったのです。



私は、ノートに大ピラミッドの図を書いていました。

大ピラミッドの断面図は簡単です。

底辺と高さの比が、



11対7



の二等辺三角形を描けばいいのです。



いくつもその三角形を描いては、

ブロックの引き上げ方法について考えていました。



それにしても、11対7とは不思議でした。


どうも、その数字がなんとなく中途半端に思えたのです。



下降通路は、「横に2つで縦1つ」といった分かりやすさなのに、

なぜ、全体は11対7なのか、と。



私には、どうもその数字が中途半端に感じられてなりませんでした。

とくに、11とは、何とも半端です。




私は毎晩、ノートに描いた大ピラミッドの断面図を

ひたすら眺めながら、いろんな補助線を引いては消す、

という作業を繰り返していました。




しかし、ある日の朝、家の前の坂を上っていたときに突如閃いた私は、

夜になって帰宅してから、いつもと違った頭で、

もういちど大ピラミッドの図を描いてみました。




ただし、断面図ではなく、


「上から見た図」

を描いてみました。


そのときに、「見えた」のです。





私が使っていたノートは、実は、



10ミリ方眼紙



でした。



1センチごとに正方形のマスになっていました。


閃いた私には、

なぜ、それまで気づかなかったのか、不思議なほどでした。





私の描いていた図は、

中央が1マス、

その下に3×3マス、

その下に5×5マス、

その下に7×7マス、

その下に9×9マス、



底辺は11マス×11マス


だったのです。





しかし、問題は「断面」です。


断面が、どうもうまくいきません。


みなさんも、おやりになってみるとわかりますが、

10ミリ方眼紙で底辺11マス高さ7マスの二等辺三角形を描き、

その中に、階段ピラミッドを収めてみてください。



私は、何度も何度も試行錯誤しました。



そして、理解したのです。





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第20回 「コア・ピラミッド その1」 [コア・ピラミッド]

ギザの三大ピラミッドの中でもっとも小さい

メンカウラー王のピラミッド。

北面の中央に大きな縦長の破壊の痕跡があります。


pyramid_0432e.jpg

http://whitemary.web.fc2.com/egypt/homepage-egypt/giza.html




この破壊は、おそらくクフ王のピラミッドに倣って、

北側に秘密の入口があると予想して行われたものです。

クフ王のピラミッドと同じように、

ピラミッドの地上部分にも部屋があると考えたのでしょう。

もちろん、玄室は見つかりませんでした。




しかし、とんでもないものが見つかったのです。

それは、






「コア・ピラミッド」




です。





メンカウラー王のピラミッドの中には、





「階段ピラミッドが入っていた」




のです。


pira7b.gif


http://www5b.biglobe.ne.jp/~moonover/bekkan/ooparts/7.htm




ピラミッドの形状は、大きく分けて

「階段ピラミッド」

「真正ピラミッド」

の2つに分類されます。

「屈折ピラミッド」というオベリスク型のものもありますが、

主には上記の2つです。



最初のピラミッドと言われている

第三王朝のネチェリケト王(ジェセル王)のピラミッドは

階段ピラミッドでした。

350px-Saqqara_BW_5.jpg

↑ ウィキペディアによる


階段ピラミッドの数はさほど多くなく、

第四王朝のスネフェル王のピラミッドのうち、

「赤いピラミッド」が最初の真正ピラミッドだと言われています。


250px-Dahschur-snofru-red.jpg

↑ ウィキペディアによる



ギザのピラミッドは、近くに寄ると階段状に見えるので

誤解されてしまうこともあるのですが、

遠目に見て階段状に見えるのが「階段ピラミッド」、

四角錐に見えるのが「真正ピラミッド」です。





そして、2種類のピラミッドは、

「別の形状をもつもの」

と考えられてきました。




しかし、真正ピラミッドのうち、少なくない数のピラミッドが、


「階段ピラミッドでもあった」


かもしれないのです。




この「真正ピラミッドの中に階段ピラミッドが入っている」という仮説、

残念ながらワイズマンの発見ではありませんでした。

後から、すでに公表されているものであることがわかりました。



内部のコア・ピラミッドが階段ピラミッドであるという仮説は

私自身の発見ではないものの、

私の思考の過程においては、

いくつかの派生的な発見がありましたので、

次回以降で説明したいと思います。


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