So-net無料ブログ作成
大ピラミッド・上昇通路 ブログトップ

第32回 「上昇通路 その3」 [大ピラミッド・上昇通路]

上昇通路が、下降通路とまったく違っている点。

それは、


「王の石棺が通過できない」


という点です。





高さや幅は、上昇通路と似ているのですが、

下降通路から上昇通路に転ずる、

その接続箇所で、

石棺が方向転換できうるスペースが無いのです。




しかも、現在は、上昇通路の入口は、3個の

「プラグ・ストーン(栓石または塞石)」

によって封じられていますが、

プラグ・ストーンが下降通路に落ちてしまわないよう、

ちゃんと上昇通路の入口が狭く造られてるのです。

爪のような突起を残してあるので

プラグ・ストーンが落ちることがありませんが、

その構造のために、

王の石棺がそこを通過できないのです。



では、上昇通路は、そもそも何を通すための通路だったのでしょう?

それは、












「王自身」









です。

正確に言えば、

「王の遺体と、それが入った木棺」

です。




では、大ピラミッドの設計者たちは、

石棺を入れることを諦めたのでしょうか?



いいえ。


その謎は


「女王の間」

のところでお話したいと思います。
人気ブログランキングへ

nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

第31回  「上昇通路 その2」 [大ピラミッド・上昇通路]

上昇通路の上半分には、

およそ5メートルおきに

「ガードル・ストーン(胴輪石)」とよばれる

中空の石の板が入っています。



通路の上下左右の壁に、切れ目が無かったのです。

およそ5メートルということは、

10キュービットずつに置かれたものでしょう。



このガードル・ストーンは、

一般に言われているように、

斜め上からかかる重さを拡散していると思われます。



上昇通路の角度は、

下降通路と同じ約26度。

「横に2つで縦1つ」

の角度です。




下半分は、既に水平に積まれていたブロックに

穴を開けたものです。

穴を丸く開けることで、重量を拡散しました。

上半分は、中空にブロックを組んでいくわけですから、

斜め上から重量がかかってきます。

最悪、通路の内部に崩落が起きてしまうかもしれません。



そこで、ガードル・ストーンを設けたのでしょう。


nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

第30回  「上昇通路 その1」 [大ピラミッド・上昇通路]

地下玄室を断念した大ピラミッドの建設者たちは、

ボルヒャルトらの指摘のごとく、

新たなる玄室の建設にとりかかりました。



それが現在の「女王の間」です。

女王の間に行きつくためには、

下降通路を下り、

途中から天井に空いた穴を通って上昇通路に入り、

そこを上って水平通路に至り、

女王の間の入口をくぐらなくてはなりません。



女王の間が、設計当初には予定されていなかった証拠に、

上昇通路の下半分、

つまり下降通路から入たときの最初の半分は、

「すでに積み上がったブロックに穴をあけて造られている」

のです。



設計変更の結果です。



したがって、ブロックに穴をあけた下半分は、

通路が四角ではなく、

壁が丸くなっています。

そのほうが、強度を保つことができるからです。

敢えて、丸くしてあるのです。



そして、上昇通路の上半分は、

他の通路と同じように、

通路の空間を開けて、形成されています。




さて、半分から下が、ブロックに穴を開けて造られている

上昇通路ですが、

下から入って昇っていくことが多いので、

なんとなく下から造られたようなイメージを持ってしまうかもしれません。

しかし、下から掘り上げるということは、

相当な重労働ですので、

ふつうに考えれば、上昇通路の下半分は、



「上から掘り抜かれた」


と考えるべきでしょう。



地下の間建設が放棄されたとき、

ちょうどそこまでピラミッドが積み上がっていたのです。


その段数は、

現在見えている外装の段(『スモール・ステップ』と呼びます)で、

17段目くらいでしょうか。



ちょうど、正規の入口と、

同じくらいの高さまで、ブロックは積み上がっていました。



つまり、下降通路が完成していたので、

途中から穴を開けるしかなかったのです。




しかし、です。


ひとつ、気になることがあります。


下降通路を放棄して、


新たに入口をつくり、


長い水平通路を造っても良かったのではないでしょうか?




「それができなかった理由」




これを考えるとわかることがあります。







正規の入口の上にある巨大な三角の屋根、です。





地下の間建設を放棄した時点では、


正規の入口は、完全に出来上がっていた、


と言っていいでしょう。




そして、それは、






大きなひとつの仮説を導くのですが、それはまた別の機会に。

人気ブログランキングへ


nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問
大ピラミッド・上昇通路 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。