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第74回 「ピラミッド建造の理由は深い その1」 [ピラミッド建造の理由]

ピラミッドは王墓の一部です。

しかし、それに留まらないものがあります。

先王朝時代と呼ばれた時代、

それはエジプトの「王権以前の時代」だったでしょうか?

リビア・パレットは、

先王朝時代に上エジプトの都市連合があったことを示しています。

各都市連合は、それぞれの町のリーダーを戴いていました。

エジプト王権の成立過程で起きたこと、

それは、






「各町のリーダーを兼職する」




ということでした。




その形式は、後の時代になっても続きました。


王は白冠と赤冠をかぶり、

ヘカとネケクの王笏、

アンクとウアス杖・・・

王は、しばしば「上下エジプトの象徴」を身に着けたと言われてきました。

たしかに、それはそうでした。

しかし、「兼職」という形の支配は、先王朝時代から続いていました。



近頃先王朝時代が第0王朝時代、第00王朝時代と表現されることは、

私は適切ではないかと思います。



先王朝時代に、上エジプトで、

「リーダーの兼職」が起こりました。

王は、各ノモス固有の王の呼称を名乗り、

その名前も呼称別に名乗りました。

上エジプトの統一は、王の積極的な兼職への意欲を感じさせられます。

重要な儀式においては、すべてのノモスの標章が並びました。




各ノモスは、他国のリーダーに支配されたのではなく、

自国のリーダーが他国のリーダーを兼ねているだけだったのです。

そのことは、被支配の屈辱を感じさせない配慮でした。



この伝統は、エジプト王国がその終焉を迎える

クレオパトラの時代まで続きました。

ローマ皇帝でさえ、エジプトの王権を手に入れるため、

女王と結婚しなければならなかったのです。

エジプトの王位継承権は女性を通じて受け継がれたからです。



さて、この「王がリーダーを兼職する」というノモス支配を核とした

エジプト王権の形は、

ピラミッドの成立と、無関係ではなかったのです。


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第67回 「ピラミッドが造られた理由・その10」 [ピラミッド建造の理由]

【バァ・その3】

ギザとアブ・シールの中間ほどの地点に、ザヴィエト・アル=アルヤーンがあります。

ここには、「重層ピラミッド」と呼ばれる階段ピラミッドの遺構があります。

この「重層ピラミッド」を建設した王は、

第三王朝の「カーバー王」であると考えられています。



「カーバー」の名は、

ピラミッドの名前でしばしば用いられる

N28.gif

「カー(顕現)」

というヒエログリフと

G25.gif

「バァ(魂)」

というヒエログリフで表されます。




そう。

カーバー王の名は、

「バァの顕現」

という、ピラミッドの名前のような名前なのです。



第二王朝には「カーセケムイ(2つの偉大なるものの顕現)」という王がいたし、

第三王朝には「ネブカー王(カァの主)」という名の王がいた・・・




どうも、

「顕現」するカァやバァが、

王その人や、ピラミッドに関係するらしい、

私はそう思っています。





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第66回 「ピラミッドが造られた理由 その9」 [ピラミッド建造の理由]

【バァ・その2】

「『バァ』とは何か」

これは、実に難しい問題です。



古代エジプト人が考えた人間の生命は、

身体のほか、

「カァ」「バァ」「アク」によって成り立っていました。


いろんな解釈がありますが、

未だ何が正解なのかは、はっきりとしていません。



古代エジプト人は、

脳の役割を知りませんでした。

感情によって反応が異なり、

死ぬと活動が止まってしまう「心臓」を

もっとも重要な臓器と考え、

心臓はミイラに残しました。



脳のはたらきを知らないので、

身体を動かしている身体以外の目に見えないものが、

身体に宿っていて、

死ぬとそれが身体から離れるのだ、

そう考えていたようです。



そのひとつが「カァ」です。

カァは、「生命力」とも言われています。

同じ魂でも、バァが「スピリッツ」ならば、カァは「ソウル」です。

カァは、供え物の食物を食べました。

もちろん、そこは「食物のカァ」を食べますので、

実際の食物は、葬祭関係者の胃袋に入ります。

当時はお金というものがありません。

ですから、常に供物が必要であるという

死生観は必要だったのでしょう。

カァは、供物を食するわけですので、

案外、自分の亡骸の近くにいたようです。





そして「バァ」です。

カァはどうやら故人の姿形と同じであったようですが、

バァはいろいろな姿をした、

あるいはいろいろな姿のものと結びついたもののようです。



バァがわかりにくいのは、

たぶん私が現代人だからです。

古代人、しかも古代文明人にとっては、

人は、「身体と生命力だけではないだろう」と考えたのでしょう。



人は死んでも、他人から見れば、

記憶や業績や存在感のようなものが残ります。

今ですと、そういった説明で済むのですが、

古代エジプトにおいては、

「生命を維持するだけではない高次の属性がある」

という解釈になったのではないでしょうか。




つまり、死者を思う他人も、

まさか自分の脳が死者を記憶しているとは思っていなかったはずなのです。

死んでしまったのに、なぜかその人の姿の記憶や業績や存在感が伝わってきてしまう。

それは、故人の何かが存在しているからだ、

それこそが「バァ」として考えられたものではなかったかと思います。



生きているときには身体を動かし、

死んでも肉体から離れて生前に似た姿で生き続けるカァだとすれば、



死してなお残るもの、それが「バァ」です。




そのバァが、具体的な姿を伴って現れたもの、

「バァの顕現」

それがピラミッドなのです。




そして、古代エジプト人は、たしかに成功しました。

死してなお、その記憶と業績と存在感は、

4500年経過した今でも、半永久的に残り続けています。

ピラミッドは、今もなお、その役割を失わず、

果たし続けているのです。




(以上はワイズマンの解釈ですので、定説ではありません。念のため)


















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第65回 「ピラミッドが造られた理由 その8」 [ピラミッド建造の理由]

【バァ・その1】

第5王朝の2つのピラミッドの名前は、

ピラミッドが造られた意味に、

重要な示唆を与えてくれます。


従来の訳のまま提示します。




アブシールのサフラーのピラミッド→「バァの出現」

アブシールのネフィルイルカラーのピラミッド→「ネフィルイルカラーのバァのピラミッド」

アブシールのラーネフェレフのピラミッド→「バァの神聖なるピラミッド」




「ピラミッドは『バァ』」




であるということが、そのまま提示されています。




ピラミッドの意味は、

いつでも手の届くところにあったのです。



さて、ここまで続けてきた「ピラミッドの名前」から

ピラミッドの意味を読み解こうという試み自体は、

私がはじめて思いついたなどということではありません。

その点、明記したいと思います。




次回からは、「バァ」であるピラミッドとは何かということと、

それによってどのような効果が期待されたのか、

といったことを考えていきたいと思います。




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第64回 「ピラミッドが造られた理由 その7」 [ピラミッド建造の理由]

【ピラミッドの名前・ワイズマン解釈・その2】

さて、注目の「大ピラミッドの名前」です。

ギザのクフ王のピラミッドは、

「クフの地平線」や「地上のクフ」と訳されることが多いです。

そのため、どうしても太陽神ラーと関連づけられてしまうのです。

クフ王のピラミッドの名前のヒエログリフは、


G25.gif

Aa1.gif

X1.gif

Z8.gif

O24.gif

です。


たしかに、最初の3つのヒエログリフで、

N27.gif

と同じ「アケト」なのです。

意味は「地平線(ホライズン)」です。


いかにも、太陽神ラーと関係ありそうです。



しかし、注目は、最初の鳥です。

G25.gif

この鳥は、トキの姿をした「アク」という、

霊的な状態をあらわします。



私が支持したいのは、太陽神よりも、この「アク」との関連性です。





だいぶ時代は経るのですが、

ハトシェプスト女王の葬祭殿の古名の最初に、

この鳥が出てきます。

G25.gif

ちなみに葬祭殿にはピラミッドがないのに、

名前の最後には

O24.gif

という決定詞がつきます。



「アケト」は、「アク」からの派生語として、「墓」の意味もあります。

単純な墓は

Q1.gif

ですが、アケトの場合は、

当時の死後の世界観と関係したものだったでしょう。



じつは、

Z8.gif

だけで「地平線(ホライズン)」の意味があります。


Aa1.gif

これ(発音はケル)は、

D21.gif

と結びつくと(結びついてもケル)

with,near,under といった意味になります。


クフ王のピラミッドの名前を、

私は


「地上のアク」


と訳すことにしました。




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第63回 「ピラミッドが造られた理由 その6」 [ピラミッド建造の理由]

【ピラミッドの名前・ワイズマン解釈】

ピラミッドの名前を、今一度、

ヒエログリフから解釈しなおしてみました。




まず、ダハシュールの屈折ピラミッド。

「南の輝けるピラミッド」ですが、

ヒエログリフからは「輝ける」が読み取れません。

このピラミッドのヒエログリフは、

N28.gif

D36.gif

O24.gif

M156.gif

の4つです。



N28.gif

↑これは、何かが現れる様子を表現しています。

英語では「ライジング」または「アピアレンス」となるでしょう。

となると、太陽神ラーと結びつけて「昇天」などと

解釈したくなりそうなところですが、

ならば「太陽」という語があってしかるべきです。




このヒエログリフは、

王の「戴冠式」や「王冠」という意味もあります。

転じて「神や王の顕現」という意味もあります。

D36.gif

が加わりますと、さらに「あらわれる(アピアー)」の意味合いが濃くなります。


M156.gif

↑この文字は、南も指すのですが、上エジプトも意味します。

エジプト全体からしますと、ダハシュールは、それほど南ではありません。

ですから、上エジプトの線が濃いでしょう。


ここは、「(上エジプト王スネフェルの)顕現」としておきたいと思います。

スネフェル王は、上エジプトの出身です。





同じくスネフェル王のダハシュールにある「赤いピラミッド」ですが、

これはシンプルに

N28.gif


O24.gif



の2つだけです。

先の屈折ピラミッドとの関連が考えられます。

これもまた「(スネフェルの)顕現」としておきましょう。




つまり、2つの初期に造られたピラミッドは、どちらも同じような

「顕現」という名前なのです。





この名前、じつは後のピラミッドと共通性があるのです。







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第62回 「ピラミッドが造られた理由 その5」 [ピラミッド建造の理由]

【輝くピラミッド】

ピラミッドの名前の現代語訳には、違和感があります。

そこで、元のヒエログリフから訳を考え直してみます。

最初に

「ジェドエフラーはセヘド星なり」

を考えてみます。

この場合、「セヘド星」がどの星を指すのかわかりませんでした。




調べると「セヘド」は星の普通名詞でした。

「輝く(英語でシャイン)」もセヘドです。

ジェドエフラー(クフとカフラーの間の王)のピラミッドは、

「星(のピラミッド)」

とだけ呼ばれていた模様です。



アブ・ロアシュにあるジェドエフラー王のピラミッドは、

その上部構造がほとんど失われており、

「ロスト・ピラミッド」

とも呼ばれています。



ギザですと、表層の白色石灰岩の外装石(化粧石)が、

他の建築に再利用されているだけで、

内部の質の落ちる石灰岩ブロックは残されています。

しかし、ジェドエフラー王のピラミッドは、

内部も持っていかれています。




理由のひとつは、ギザよりもデルタ地帯に近く、

運搬距離が短くて済んだ、

ということがあるでしょう。



しかし、もうひとつの理由としては、

もしかすると、内部の石灰岩ブロックも、

それなりに質の良いものが使われていたのかもしれません。

アブ・ロアシュのピラミッドからは、

外装石に使われたらしき花崗岩の破片も見つかっていますから、

全体的に使われた石の質が良かったのかもしれません。



さて、このアブ・ロアシュのピラミッドが、

なぜ「星」と呼ばれたかについて考えてみました。




星と呼ばれるからには、

「星のようなところ」

があったはずです。

形は三角錐ですから、星形ではありません

(ちなみに古代エジプトの星は5方向に線が伸びたような、ヒトデ形です)。



そう考えると、私には、

「輝いていた」

としか考えられません。




私は、自分に都合の良い考えに皆さんを誘導しているでしょうか?

皆さんは、どうお考えになるでしょうか。

星、と名づけるときに、何が着目ポイントになりますか?




私は、よくよく考えて、やはり

「輝いていた」

というのが、いちばんしっくりきます。



ジェドエフラーのピラミッドは、

外装石が太陽の光を反射して、

輝いていた、

だから「星のピラミッド」

だったのではないか、

そんなふうに考えてみました。




他のピラミッドにも、

「南の輝けるピラミッド」

「輝けるピラミッド」

など、「輝き」


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第61回 「ピラミッドが造られた理由 その4」 [ピラミッド建造の理由]

【ピラミッドの名前】

ピラミッドには名前があり、

26のピラミッドは、その名前がわかっています。

この「ピラミッドの名前」が、

ピラミッド建造の理由を推理する際に重要となる、

と私は考えています。



マーク・レーナーの『ピラミッド大百科』によれば、

名前のわかってるピラミッドは、以下のとおりです。

(以下の合計は25)


第4王朝(8)

メイドゥムのスネフェルの崩れピラミッド→「スネフェルは不朽なり」

ダハシュールのスネフェルの屈折ピラミッド→「南の輝けるピラミッド」

ダハシュールのスネフェルの赤のピラミッド→「輝けるピラミッド」

ギザの大ピラミッド→「アケト・クフ(クフの地平線)」

アブ・ロアシュのロスト・ピラミッド→「ジェドエフラーはセヘド星なり」

ギザの第二ピラミッド→「カフラーは偉大なり」

ギザの第三ピラミッド→「メンカウラーは神聖なり」

南サッカラのシェプセスカフのピラミッド→「清められたるピラミッド」



第5王朝(7)

サッカラのウセルカフのピラミッド→「ウセルカフの場は清し」

アブシールのサフラーのピラミッド→「バァの出現」

アブシールのネフィルイルカラーのピラミッド→「ネフィルイルカラーのバァのピラミッド」

アブシールのラーネフェレフのピラミッド→「バァの神聖なるピラミッド」

アブシールのニウセルラーのピラミッド→「ニウセルラーの場は不朽なり」

南サッカラのジェドカラー・イセスィのピラミッド→「イセスィは美し」

サッカラのウナスのピラミッド→「ウナスの場は完璧なり」



第6王朝(4)

サッカラのティティのピラミッド→「テティの場は不朽なり」

南サッカラのペピ1世のピラミッド→「ペピの完璧さは確固たり」

南サッカラのメルエンラーのピラミッド→「メルエンラーの完璧さは出現す」

南サッカラのペピ2世のピラミッド→「ペピは確固として生きてあり」



第12王朝(6)

リシュトのアメンエムハアト1世のピラミッド→「アメンエムハトの出現の場」

リシュトのセンウスレト1世のピラミッド→「センウレストは2つの国土を見る」

ダハシュールのアメンエムハト2世のピラミッド→「アメンエムハトは与えられたり」

イルラフーンのセンウスレト2世のピラミッド→「センウスレトは出現す」

ダハシュールのアメンエムハト3世のピラミッド→「アメンエムハトは美し」

ハワラのアメンエムハト3世のピラミッド→「アメンエムハトは生きる」



さて、これらの名前を見て、私が真っ先に思ったこと。

それは、




「名前の日本語訳に違和感がある」


ということでした。




「ペピは確固として生きてあり」

なんか、変です。



つぎに思ったことは、

「同じような言葉が使われている」

ということです。




これは、マーク・レーナーも指摘しています。

 
「・・・6つは王の出現に言及しており、5つは王の完璧さについて言及している。さらに5つが王は「確固」とし、「不朽」であると断言しているのに対し、8基のピラミッドは王の「出現」し、「繁栄」し、「確固」として「清く」、「神聖」かつ「完璧」な「場」すなわち「玉座」にちなんで名づけられている。






先ほど言ったように、日本語にどうも違和感があります。

そこで、ヒエログリフの状態でチェックしました。



すると、興味深いことがいくつかわかりました。


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第60回 「ピラミッドが造られた理由 その3」 [ピラミッド建造の理由]

【墓、であるだけでなく】

最初の段階で明言しておきたいことは、

おそらく、かなりの確かさで、ピラミッドは

「王墓の一部」

である、ということです。

「ピラミッドは墓」

という考え方は、相当確かなものであると言えるでしょう。




周囲は家臣等の墓地であり、

中に棺があり、

遺体の一部が発見され、

中が荒らされないように重い石で蓋をされ、

生前の王の姿を象った石像があり、

葬祭団体が管理をし、

食料や食器、船、家具などが奉納され、

死者が冥界を通っていくための道筋と方法が壁に刻まれた

その施設が、墓でないと言うことは、

相当に困難で、

それ以外の説明は、客観的な説得力に欠けます。



「これで墓でなかったら、

現代の墓でさえ墓ではない」

と言ってもいいほどのレベルです。



現在の墓と違うとすれば、

「ほとんどが盗掘されている」

という点です。


それは、そうでしょう。


数千年もそのままで、しかも王墓であって、副葬品があることが確実であれば、

盗掘されないということのほうが、不思議です。


今回のエジプトの騒乱で、

カイロ博物館や遺跡の蹂躙が、

何時間後だったか考えればわかることです。




ただ、「ピラミッドは墓である」

だけではないのです。



かくも巨大な建造物は、

「大きなだけの墓」

ではないはずです。



そこには、特別な意味があったはずです。



ですから、

「王の墓の一部として建てた」

では、

ピラミッド建造の理由としては不十分です。



墓であったことを前提としつつ、

「どのような意味を持った墓の一部だったのか」

から考え始めなくてはならないのです。


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第59回 「ピラミッドが造られた理由 その2」 [ピラミッド建造の理由]

【対象とするピラミッド】

「ピラミッドが造られた理由」は、

不定期の長い話になるかもしれません。ご容赦ください。

とても大きなテーマなので。




まず最初に、


「ピラミッド建造の理由」を考える際に、

長期にわたって建設された」ピラミッドのうち、



どこからどこまでのピラミッドを対象とするか、


を決めておく必要があります。

たとえば、紀元後に建設されたメロエ王国の小型ピラミッド群と、

ギザのピラミッド群とでは、

もしかすると、建設の理由が異なるかもしれないからです。



同じかもしれないし、

全く違うかもしれないし、

部分的に継承されているかもしれないし、

「理由の記憶」が失われていたかもしれないのです。




そこで、「理由」を考える前に、

どのピラミッドからどのピラミッドまで、

という範囲を、仮に定めておきます。



私の考えた範囲は、




「サッカラのネチェリケト王のピラミッド~第6王朝のピラミッド群(メンカウラー王のピラミッド)」


です。



もしかすると、この範囲でも、

建造の理由は異なるかもしれません。

しかし、どこからどこまで、は一応決めておいたほうがいいでしょう。



さすがにギザのピラミッド群は欠かせないでしょうし、

最初のピラミッドと言われているネチェリケト王(ジェセル王)のピラミッドも欠かせません。

問題はギザ以降の第5王朝、第6王朝のピラミッドです。

この後に、第一中間期以降、

ピラミッド建設に空白の時間が訪れます。

再びピラミッドが建設されはじめたのは、

第12王朝ですから、

とりあえず、第6王朝まで、としました。





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